嘲笑

何故、他人を嘲笑うのか?
嘲笑する理由は何か?

他人をバカだと思った時
自分は人を嗤う。

どんな時に他人をバカだと思うか?
その人の認識の浅さ。
他人に対するグチ、芸能人の醜聞を話したり
ただただ周囲に振り回され
表面上の幼い価値観しか持たず
カッコウを付けて話している人達を
自分は嗤う。

けれど

嘲笑うには、
絶対に自分の方が正しいという
考えがないとできない。
この世に絶対は無い
自分が絶対正しいと思うのは
幼児性の表れだ。

それに
他人を嘲笑すると
小さな自尊心は満足するが
自分の体の中に苦味やエグミ、酸味に
似た感覚がスグに襲って来る。
気持ちが悪いのだ。
明らかに嘲笑は自分にとって毒になっている。

嘲笑は
相手より優位に立ちたい心理
自意識の過剰包装
不安定さの裏返しでしかない。

嘲笑を誘うような他人の言葉に反応する
必要がない
本当に自分の方が深いのなら、
受け流せるハズだ。
受け流せるか否か?
それが
自分の価値感を測る尺度だ。

目標は
他人から嘲笑われることも含めて
他人の反応は一切、自分には変えられないのだ
という諦めに達すること。

人から
「バカだねぇ〜」って
笑われるようになってからが
自意識を成長させるスタートだ。