たった氷山の一欠片だ

分析しない
考えない
自分の中に
生じたものを感じる
丸ごと受け入れる
そして体の外へと流す

仕事で難題にぶつかった時、
分析して細かく分け
小さくした課題一つ一つを
クリアしていくことで
全体を進めていくことは
有効な方法だ。

しかし、
それがこと自分を理解する時に、
分析して分かるのは
「たった氷山の一欠片だけ」と
肝に命じておこう。

分析の使い方を間違えてはダメだ。
思考とは結局、
科学の実験と同じで
限られた条件下の限られた範囲でしか
答えられないものだ。

しかし、自分という
意識も無意識もひっくるめたものに
対して、思考だけで分かったつもりには
到底なれない。
人間を思考だけで分かった気になれるだろうか?
そこには都合のいい条件や範囲は
ないからだ。